LINE BOTでプランニングポーカーを作ってみた
※プランニングポーカーってなんだ?という方は以下をどうぞ。
開発タスクが出そろったら「どのくらいの規模?どのくらいかかりそう?」を全員で相談するのですが…そこでつかうプランニングポーカーをLINE BOTで実装してみました。
試してもらった方が早そうなので、早速ですが スク&ラム☆ポーカー とお友達になって、LINE グループまたは複数人のトークに混ぜてください!
LINE BOTでプランニングポーカーをすると、何がいいんでしょう。
LINE BOTを使うメリット
仕組みの導入準備段階
- プランニングポーカーのカードを入手する手間、費用を削減できる。
- アプリのインストールは不要。*大抵LINEは入ってますよね
プランニングポーカー中
- 会議室に集まる必要なし。外出中のメンバもスマホで参加できる。
- トランプ状のカードを配って回収して・・の手間がかからない。ポーカーやり直しも簡単。
- 回答時間は10秒。だらだらしない(というか、できない)。
- 回答は画像をクリックするだけで手軽。
- 参加者の回答を集計して結果表示するので、意見が合ったか分かれたかすぐわかる。
- 質問やコメント交換もLINE上ですぐ始められる。
後片付け・その他
- 物理的なカードと違い、片付け不要。カードの劣化や紛失がない。
- ポーカー結果をLINE画面で振り返ることができる。
- (プランニングポーカーを口実にあの人とLINE友達になっちゃえるかも。。。)
使い方
グループまたは複数人トークに スク&ラム☆ポーカー が参加していることを確認しましょう。参加させる方法はこんな感じです。
(あなた対BOT・・要はひとりでも使えますが、ちょっと寂しいです)
何のタスクについての見積を行うか決めたうえで、「プラポ」という合言葉を入力すると・・・
カードのかわりに数字が並んだ画像が表示されます。
参加者全員、自分の思う見積り数字にタッチすることで意見交換ができます。
この例だと、私は1を押したのですが、他のメンバーは8と見積もっています。なお、#39というのはポーカーの開催が何回目か示す番号です。
10秒後には集計結果が表示されます。
各自の回答がそろっていないことが一目瞭然。なぜ8と見積もったのか、メンバーに聞いてみましょう。
数字じゃないボタンは何に使うかというと・・・
PO(プロダクトオーナー)に確認したいことがあるときに使います。
規模が大きすぎて見積りできないときに使います。
自分の大好きなソイラテです。休憩してリフレッシュしよう!というときに使います。
「もう1回」を押すと、もう一度プランニングポーカーを始めることができます。
紹介動画はこちら!↓
BOT開発サイドからひとことふたこと
- APIの仕様上、グループに対して回答したアカウントのユーザーIDを取得することはできません。このため、同じ人間が何回も回答することもできてしまいます。APIが機能拡充されると最新の回答だけを表示するなど工夫できるので嬉しい。
- imagemapを使って回答を入力できるところがポイントですが、imagemapをタップすると文字入力をした時と同様、発言としてLINE上に吹き出しが表示される仕様です。ほぼ同時に複数人がタップした場合、表示がスクロールされることで予期しない入力となってしまう可能性があります。
- 今後の機能追加予定は、ソイラテ飲みながら考えます。
さいごに
ご感想、こんな機能がほしい、あるいは、使いにくい、うまく動かない、わからないなどありましたら、ぜひフィードバックをお願いします!